こちら記事では【漫画版】チェンソーマンの内容に触れております。まだ、これから本編を読まれる方、結末を知りたくない方は読むことをおすすめいたしません。また、私自身の勝手な解釈も含まれています。
本編を読まれていない方は、ぜひ読んで見てください!!
あらすじ
死闘の末、満身創痍になりながらもホテルから脱出することができたデンジたち。「永遠の悪魔」を討伐し、体内にあった「銃の悪魔」の肉片を回収することにも成功し、デンジは電池が切れたように眠りに落ちた。
そこで姫野は慰労会も兼ねて、新人歓迎会を催すことをアキと相談する。
今回作戦に同行していなかった他の第4課のメンバーたちも交え、歓迎会が催された。そんな中、デンジは作戦前に姫野と約束していたキスの件でソワソワしていた。しかし歓迎会も盛り上がる中、マキマも合流する。キスの内容を聞かれてしまい、デンジはうろたえてしまうのであった。
印象に残ったシーン 3選
居酒屋での日常シーン
日常シーンが描かれ、張り詰めていた空気感を緩ましてくれた回だった。
居酒屋での食事シーンでも、キャラクターの性格が分かるような言動が描かれていて、見ていて面白かった。
・パワー:唐揚げや刺身などの大皿を一人で独占している。食欲を満たすことを優先している。
・コベニ:道に迷ってしまい遅れて到着。居酒屋の食事で「こんなに美味しいもの初めて食べました」と言っている。そして、デビルハンターとしての収入は、家にほとんど入れているらしい。
・デンジ:餃子を見て「なんだこれ うまそう」と言っている。また、居酒屋のメニュー表に載っている漢字が読めず、注文するのに苦労している。そして、キスのことは途中まで忘れていたようで、それまでは出される料理の方に気持ちが持っていかれていたようだ。
・荒井:緊張しているのか、ビールを飲みながら冷や汗をかいており、リラックスできている様子はない。先輩に自己紹介をするように言われた時も、無意識に重心が右に傾いて、肩にも力が入っていることからかなり緊張していることが見て取れる。
・アキ:下座に座っている。砕けた空気感でもマナーを守ろうとしているのか。公共の場で契約している悪魔の名前を言うな、注意をしている。
・姫野:作戦中デンジを生贄にしようとしたことを、キスの件を出汁にして水に流そうとしている。
電池が切れたように眠りにつくデンジ
やっとこさホテルから脱出できたデンジたち。回収した「銃の悪魔」の肉片を再確認し、気持ちよさそうに力が抜けて後方に倒れる。
寝ている時の表情は、前話までチェンソーマンに変身し、「永遠の悪魔」を〇し続けていたとは思えないほど、無垢な寝顔である。また、倒れたデンジを受け止めた姫野も、デンジを悪魔の生贄にして自分たちだけ助かろうとしていたとは思えないほど、穏やかな表情でデンジの寝顔を眺めていた。

気が抜ける前にデンジが言った「晴れてるし、糞した後みてえな気分だぜ……。浮いてるみてえだ……」。限界まで力を出し切り、やりきることができた達成感が伝わるセリフ。メンバーの誰一人欠けることもなく、デンジの活躍のおかげで窮地を乗り切ることができた。
しかし、そのことを鼻に掛ける様子もなく、ただマキマから与えれた「銃の悪魔」の肉片を回収するというミッションを、一つ達成することができたことに、純粋に喜んでいるようにも見える。デンジの純粋な一面を見ることができたシーンだった。
「マキマさんが来るなら飲みに行く」と言うアキに対し、モヤモヤする姫野
「永遠の悪魔」討伐後、新人歓迎会をしようとアキに相談する姫野。「永遠の悪魔」の件以来、トラウマを抱えてしまい公安を辞めようとしているコベニと荒井。
そして、デンジを生贄にしようとしていたことを皆で謝ろう、というていで飲み会を提案しようとした。
しかし、アキは飲み会をするなら絶対に今週が良いという。来週にはマキマが京都へ出張に行くからという理由であった。
姫野は一拍(一コマ間を)おいてから、唐突にデンジの話題を出してくる。「永遠の悪魔」がデンジのことを知っていたこと、デンジが悪魔の姿に変身できることを話題に出す。
そして、マキマがデンジに気を掛けていることをアキにぶち込むのであった。アキは吸っていたタバコの煙を吐き、話の続きを聞く。普段マキマはあちこち行くのに、東京に留まっているのはデンジが東京にいるから。さらに、マキマはデンジの秘密を知っているからだと推察する姫野。
自分が飲みに誘っているのに、他の女(マキマ)の話題になると、途端に2人の間に流れていた空気が重くなっているように感じる。アキ自身、マキマに憧れを抱いていることが第1巻で出されていた。

そのことに対し姫野も鋭く感じているようで、アキが食い付くであろうマキマと、そこに絡んでいる男(デンジ)の話題を出すことで、アキの嫉妬心を焚き付けているように思えた。また、この場面から大人の女性の見た目から想像できない、姫野の幼稚さが伺えるものであった。